2024年9月5日のニュース情報です。
ニュースのまとめ
- 2025年4月より区立中学校の修学旅行や小学校の林間学校など、宿泊を伴う移動教室を無償化する
- 東京都23区内では初
- コスト削減で生み出した費用を財源に充てる
- 必要な予算として2億3000万円余りを来年度の当初予算案に盛り込む
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葛飾区立の中学校では、3年生が2泊3日で主に京都と奈良に旅行していますが、交通費や宿泊費などで生徒1人当たり、およそ7万円がかかっています。
しかし、区によりますと物価の高騰やインバウンド需要の増加などを背景に、旅行の費用が上がり来年度は生徒1人当たり、従来を上回る8万円程度を想定しているということです。
このため、区では子育て世帯の負担を軽減させる必要があるとして、無償化する方針を決め、必要な予算として2億3000万円余りを来年度の当初予算案に盛り込むことにしています。
区によりますと、修学旅行を無償化するのは東京23区では初めてだということで、区ではこれまでのコスト削減で生み出した費用を財源に充てるとしています。
青木区長は会見で「修学旅行費は保護者の負担の中では大きい金額と認識している。物価高などで費用は増加傾向で、区として必要な政策と判断した。子育て世帯の経済的な負担をできるかぎり少なくしていきたい」と述べました。
所得制限は設けず、参加する全ての児童・生徒が対象。区によると、23区で初めての取り組みという。関連費用約2億8000万円を区の25年度一般会計当初予算案に盛り込む方針だ。
対象の区立学校74校は23年度から給食費の無償化を実施しており、区は子育て支援の更なる充実を図る。
青木克徳区長が5日、区内で記者会見し「これまでお金を気にして修学旅行に行けなかった人がいたかもしれない。気にしないで参加できるよう、行政で面倒を見ていくべきだ」と述べた。「財源は優先順位をつけて、削減できるものは削減する。今の時期から議論し先導することで、周りに広がっていくべきだと思う」との考えを示した。
中学2年の長女がいる区内のパート女性(39)は「本当にいいタイミングで、ありがたい」と喜ぶ。小学生の子も2人おり「3人合わせると大きな金額なので助かる。費用のことで悩まなくて良いのは、親の精神的な余裕につながる。子どもたちも絶対に行けるという保証になり、平等に経験できて良いと思う」と語った
日本修学旅行協会の高野満博 事務局長は、葛飾区の無償化の取り組みについて、「子どもの数が少ない地域では、すでに行われているところもあるが、葛飾区の規模感でいうと、非常に珍しいのではないか。いま社会では物価高で色々なものの値段が上がるなかで、こうした支援は保護者の負担を減らすもので助かると思うし、このタイミングで行うのは、話題性も含めて一石を投じるものだ」と話します。
最後に
素晴らしいニュースが飛び込んできました。前々から無償化については発表されておりましたが、それを実現する動きとなりました。保護者としては大変嬉しいニュースですね。